苦手な英語が楽しくなる『マンガでおさらい中学英語 だいじなとこだけ&英文法マスター編』

ヒトを語る

著者フクチマミさん、高橋基治さんの『マンガでおさらい中学英語 だいじなとこだけ&英文法マスター編』の所感を語ります。

私は中学校1年で英語につまづいて以来、英語が大の苦手でした。

学生時代は必要性も感じていなかったので、まったく苦手を克服せずに社会人となりました。

しかし、新婚旅行でハワイに行ったときに英語でコミュニケーションを取れず、思う存分に楽しむことができなかったので、英語を勉強し直そうとしましたが、中学校1年で植え付けられた苦手意識もあり、まったく身につく気がしませんでした。

ちなみにこの時は、TOEIC300点以下で確率の壁をぶち抜く勢いでした…

そんな中でこの書籍に出会い、最初はタイトルにある通り、中学英語をマンガでおさらいする程度の軽い気持ちで読んでいました。

しかし、読んでいくにつれて、おさらいどころか学生時代につまづいていたところが、すっきり解決していくのを実感しました。

気付けば英語の苦手意識がかなり和らぎ、英語を勉強することを楽しく感じるようになりました。

おかげさまでTOEIC300点後半まで上がりました(笑)

中学校1年レベルの基礎から教えてくれる『だいじなとこだけ』と、中学校2,3年レベルのテクニックを教えてくれる『英文法マスター編』の2冊に分かれています。

私と同じように中学校1年生で英語につまづいてしまった人が、英語の苦手意識を払拭するために読むのであれば『だいじなとこだけ』で満足できます。

より踏み込んで英語を勉強したくなれば『英文法マスター編』をおすすめします。



では、ポイントを紹介します。

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中学英語は英語学習の土台であり柱

だいじなとこだけの冒頭に、『まさに中学英語は英語学習の土台であり柱!!』と書かれておりますが、まさにその通りであることを実感しました。

私は英語を学びなおすにあたって、まずビジネス英語の本を何冊か読みましたが、名詞・冠詞すらうまく使えないレベルだったので、まったく頭に入ってきませんでした。

家づくりに例えるならば、紙でできた土台や柱に鉄の屋根を載せたようなものです。

頭の中がぺしゃんこになり、より英語が苦手になりました。

本書は、名詞・冠詞の使い分け方から丁寧に説明されているので、中学英語でつまづいた私にとって、とても英語学習に入りやすかったです。

最初から本書で勉強を始めていれば、ビジネス英語の本も無駄にならずに済んだと思います。

また、大学入試問題の多くは中学英文法の知識で回答可能といったデータも紹介されており、中学英語の大切さを改めて感じました。

中学英語を基礎から学べる本書は、まったく英語ができない方にとって英語学習の入り口として適しています。

日本語メガネを英語メガネにかけ替える

名詞の数えられる・数えられないの使い分けや、文型の違いなど、言葉に対する英語と日本語の感覚の違いが英語につまづいた原因の一つでした。

英語を日本語の感覚に照らし合わせていたため、まったく理解することができませんでした。

だいじなとこだけに『言葉を育んできた歴史や文化が違えば、当然ものの考え方やルールや感覚も違ってくる』と書かれているところを読んだとき、今までなぜこんな基本的なことを考えずに英語を勉強しようとしていたのかと、ハッとしました。

『英語独特のものの見方を学ぶ。つまり英語メガネをかけるってことが英語を学ぶうえで一番大切なんだ!!』

英語を日本語感覚に照らし合わさず、英語の文化と思って勉強するだけでも、英語の理解度が断然上がりました。

また、本書では随所で英語の歴史的・文化的背景による成長を紹介してくれるので、英語独特のものの見方を習得しやすいです。

これからの可能性が広がる

英文法マスター編の最後に『英語を学ぶことで私…これからの可能性が広がったんですね』と著者のフクチマミさんの言葉がありました。

学生のころは、英語で可能性が広がるなんて考えたこともありませんでした。

就職先も製造工場の現場作業員であったので、まったく英語を勉強する気もありませんでした。

しかし、新婚旅行でハワイに行ったときに、英語ができないとコミュニケーションが取りづらいので、思う存分ハワイを楽しむことができませんでした。

もし英語を勉強していれば、せっかくのハワイを全力で楽しむことができる可能性があったかも知れません。

後悔は先に立ちません。

新婚旅行をきっかけに英語学習を始め、本書で英語の土台を築き上げることができました。

そんな中、部署移動により海外のビジネスパートナーと仕事をする機会に直面しました。

ビジネスで通用するレベルではありませんでしたが、少なくともコミュニケーションがまったく取れないことはありませんでした。

本書で学んだ英語のおかげで、想像もしていなかった仕事で可能性を広げることができました。

最後に

中学校1年のときに、本書に出会うことができればよかったと思ってしまうほど、中学英語をわかりやすく教えてくれます。

英語が苦手な人でも、本書から英語勉強を始めれば、苦手を克服して楽しく英語を勉強できます。

以上、苦手な英語が楽しくなる『マンガでおさらい中学英語 だいじなとこだけ&英文法マスター編』でした。