POREX(ポーレックス) MINI COFFEE GRINDERの挽き具合調整をご紹介します。
ミルのねじを中心(ねじ2山 1.5mm)・最大締め(ねじ3山 3mm)・最小締め(ねじ0山 0mm)の3パターンに調整し、豆を挽いた結果をまとめています。
挽き具合を調整する際のご参考にしていただけると幸いです。
※コーヒーミルの使用感は、POREX MINI COFFEE GRINDERの雑感という記事にまとめています。
条件

使用した豆は、カルディコーヒーファームのマイルドカルディです。
使用量は5g、回転速度はおおよそ1回転/秒です。
ねじの調整は、以下の3パターンです。
- 中心(ねじ2山 1.5mm)
- 最大締め(ねじ3山 3mm)
- 最小締め(ねじ0山 0mm)



結果
結果を下の表にまとめています。
ペーパードリップであれば、中心を基準に±0.5山程度の調整が良いと思います。
詳細は各項目をご覧ください。
調整加減 | 粒度 | 時間 | 用途 |
---|---|---|---|
中心(ねじ2山 1.5mm) | 中粗挽き | 30秒 | ペーパードリップ |
最大締め(ねじ3山 3mm) | 細挽き | 60秒 | ウォータードリップ |
最小締め(ねじ0山 0mm) | 極々粗挽き | 10秒 | なし |
中心(ねじ2山 1.5mm)

仕上がりは中粗挽きで、おおよそ30秒で挽き終わりです。
ペーパードリップにおススメされている挽き具合です。
ただし一般的な中粗挽きより少し粗目かも知れません。
最大締め(ねじ3山 3mm)

仕上がりは細挽きで、おおよそ60秒で挽き終わりです。
ウォータードリップや水出しコーヒーにおススメされている粒度です。
エスプレッソ用として使うには少し粗いです。
挽く時間が5gで60秒かかるため、この調整具合は正直なところおススメしません。
最小締め(ねじ0山 0mm)

仕上がりは極々粗挽きで、おおよそ10秒で挽き終わりです。
だめです。これではコーヒーを抽出できません。(パーコレータであれば、使えるかも知れませんが…)
最後に
ミルの回転速度、コーヒー豆の種類(焙煎度合い・油分など)によっても、粒度に変化があると思います。
機会があれば、他の条件に関しても比較してみたいです。
以上、POREX(ポーレックス) MINI COFFEE GRINDERの挽き具合調整でした。